中国の実力派女優、苗圃(ミャオ・プー)が体当たりで子供を愛する母親を演じ、現地でロングラン上映を続けている日中合作映画『さくらんぼ 母ときた道』が11月1日から東京・銀座テアトルシネマで公開されている。

関連写真:そのほかの苗圃(ミャオ・プー)に関する写真

 初日の上映前には張加貝(チャン・ジャーベイ)監督(=写真右上)があいさつに立ち、「日本での公開初日を迎えられて大変うれしい。
この場を借りて本作に関わった人々すべてにお礼を言いたい。日中のスタッフが力を合わせて作った映画。たくさんの人に見てほしい」と語った。

 張監督は日本に長く在住し、都会を舞台にしたドキュメンタリー作品などを多く発表してきたが、今作では章子怡チャン・ツィイー)のデビュー作『初恋のきた道(原題:我的父親母親)』の脚本家、鮑十(バオ・シー)と組み、雲南の美しい棚田が広がる風景の中、知的障害を持つ女性と娘、そして夫の、激しくも優しい愛の姿を描いた。

 当日はまた、同作のエンディングテーマを歌う女性歌手のaki(=写真右下)が登場。“天使の歌声”と呼ばれるヴォーカル力で観客を魅了した。

 『さくらんぼ 母ときた道』は、1日から銀座テアトルシネマにてロードショー。順次、全国で公開予定だ。(編集担当:恩田有紀)

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