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田中は今年、台湾で公開されて異例の大ヒットを記録した映画『海角七号』(魏徳聖監督)にヒロインとして登場。台湾南部の町で働くうち、現地の人々のどたばた騒動に巻き込まれていくさえないモデル役を演じ、台湾アカデミー賞とも呼ばれる「金馬奨」の新人女優賞にもノミネートされた。『海角七号』の作品名も同ランキングの「台湾十大新聞」部門で1位となった。
田中は東京出身で、父は有名メイクアップアーティストのトニータナカ。1998年、高校生の時にスカウトされ、テレビドラマで芸能界デビューした。2005年に台湾の人気アーティスト周杰倫(ジェイ・チョウ)主演の映画『頭文字D』に出演したことをきっかけに海外での活躍を目指して単身、台湾に渡り、北京語を勉強しながら現地で女優としての活動の機会を模索した。『海角七号』への出演は語学留学を終え、台湾での生活に区切りをつけて日本に帰ろうとしていた矢先、突然舞い込んだ話だったという。(編集担当:恩田有紀)
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