日本でも『冬のソナタ』でおなじみのチェ・ジウをはじめ、ソン・ヘギョ、ムン・グニョンら韓国ドラマの「視聴率女優」が、人気低迷の危機に瀕している。最近では知名度を利用し、ドラマの放映権を海外で販売し「急場をしのいでいる」などと中国でも話題になっている。
中国新聞社が13日付で伝えた。

 チェ・ジウが出演中のドラマ『スターの恋人』では、ユ・ジテやチ・ジニら豪華キャストが勢揃いしたが、視聴者からは「ストーリーが面白くない」と不評で、1カ月の平均視聴率は7.8%と低迷した。

 ソン・ヘギョも、4年ぶりの主演作『彼らが住む世界』で、前評判のよさとは裏腹に、平均視聴率は7.7%と思うほど伸びず、スポンサーが「途中降板」するほどの惨憺たる結果に見舞われた。

 ムン・グニョンも、時代劇『風の画院』では「2008年SBS演技大賞」を受賞するなど演技力が評価されたが、ドラマの平均視聴率は13.7%と低く、「演技出来ても人気なし」と厳しく評された。

 「渦中」の女優達は現在、自身の知名度を生かし、東南アジアや日本など、海外でのドラマの放映権などを「輸出」し、急場をしのいでいるというが、韓国のメディア関係者は「これらは輸出用に作った韓国ドラマに過ぎない」と苦々しく語り、韓国ドラマの危機を訴えた。(編集担当:金田知子)

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