改定内容としては、放射線治療や抗がん剤治療など、通院でがんの治療を受けた場合の費用が新たに保障対象となる。
従来の商品は、公的保険診療・自由診療(公的医療保険を利用せず自費負担で受ける診療)の別を問わず、がんの入院時にかかった治療費を保障するもので、富国生命の「医療大臣」とのセット販売専用のガン保険として、平成16年10月に販売を開始した。「実損てん補」と「定額保障」という双方の特長を兼ね備えた生損一体型商品で、同社のセット商品の販売件数は累計で21.6万件となっている(平成20年11月末現在)。
その一方で、がんの治療法や治療薬の開発は絶えず進んでおり、最近では放射線治療や抗がん剤治療といった「通院によるがん治療」のウエートが高まりつつある。そのため、これからのがん保障においては、入院だけでなく通院に対しても十分な給付内容を備えていることが重要な要素になることから、今回の改定では、これまで入院治療に限定されていた保障の対象を、今後さらに増加の見込まれる「通院によるがん治療」にまで拡大。入院でも通院でも、がん治療にかかった費用が公的保険診療・自由診療の別に関係なく保障されることから、がんの発病から完治までのあらゆる過程において、顧客の症状に応じた最善の治療を費用の心配なく受けることが可能となる。(情報提供:新日本保険新聞社)
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