旧暦の1月7日にあたる今月1日、雲南省元江地区で花腰タイ族伝統の祭り「花街節」が行われた。

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 「花街節」は男女の出会いを目的としたお祭りで、旧暦の1月7日と5月6日の年2回開かれる。
この日、花腰タイの若い娘は美しい伝統衣装を身にまとって街に出、人目を引く場所に持参した刺繍などを広げ、青年が自分を伴侶として選んでくれるのを待つ。双方が互いに気に入ると、青年は娘の手を引いて岸辺や木の下など静かな場所にリードし、思いを打ち明け、青年は娘に銀飾りを差し出す。娘は返礼に、持参した刺繍を青年に贈る。このプレゼントが結婚の契りを交わした証になる。その後、娘が自ら作ってカゴに入れて持って来た食べ物を二人で食べる。日が暮れる頃になると、二人は将来、結婚することを約束し、家に帰って両親に告げる。二人の決定を両親が反対することは普通ないという。

 現在では観光用にアレンジされた花街節が開催際されており、祭日の期間は毎年、多くの観光客が同地を訪れる。写真は、設けられた舞台で伝統の歌と踊りを披露する花腰タイの娘。(編集担当:古川則仁)

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