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環球時報の報道によると、3月26日、イタリアのミラノ警察が下水道の中で暮らしていた28名の中国人を発見した。驚くべきことに、彼らはイタリア人女性との間に下水道の正式な「賃貸契約」まで交わしていたという。
この下水道は「簡易旅館」として改造されており、汚水が絶え間なく流れる「簡易旅館」には60のベッドと汚物にまみれた簡素なトイレのほかに厨房まで存在したそうである。
さらに報道によると、現在、ミラノには15万人の中国人がおり、彼らの大部分は当地にいる中国人マフィアの管理の下、中国人が経営する地下工場で生計を立てるのだという。また、報道は最後にイタリア人権組織の言葉を引用したうえで、このような事件が起こった原因の一つは、イタリアの外国人排斥政策の締め付けによって、外国人が部屋を借りることが出来ないからだとしている。
我々の同胞がイタリアでこのような悲惨な生活をしているとは、私は胸が詰まる思いであった。なぜ彼らは中国国内での安らかな暮らしと故郷を捨て、イタリアで下水道などに住んでいるのだろうか?外国の下水道で生活するほうが、中国国内で生活するよりも良いというのだろうか。
世界金融危機のなかで、中国の経済情勢は良好であるという報道がメディアにあふれているが、それならばなぜ、彼らのような中国人は中国に戻らないのだろうか。以前、ウクライナで10数名の密入国者が逮捕されたことがあったが、その全てが中国人であった。なぜ中国人ばかりが西側に密入国し、中国に密入国しようとする人間はいないのだろうか?
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(出典:新漢語〓音文字BLOG意訳編集担当:畠山栄)
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