『男の物語』は、金が支配するジャングルのような世の中に立ち向かう男と、その世の中を自分の手に収めようとする悪魔のような天才との対決を描いたドラマで、パク・ヨンハの演技が注目を集めている。
パク・ヨンハ演じるキム・シンは、家族と愛する恋人を包み込む温かさを持っていたが、兄の死と愛する女性との別れにより、世の中に向けた復讐を夢見る荒々しい男に変わっていく人物だ。パク・ヨンハはこれまで、インタビューの度に『男の物語』のキム・シンと自分の性格はよく似ていて、演技するのが楽だというコメントをしてきていた。しかし、パク・ヨンハ自身の、人生の中で犯した最も大きな罪は、「高校の時、母の軽自動車をこっそり借りて運転の練習をしたこと」と告白し、ドラマの中で1億5千万ウォンを盗むキム・シンとは全く違う姿を見せた。
パク・ヨンハはまた、「キム・シンは感情に正直で、プライドも高い。しかし自分のせいで他人が被害を受けるという状況では、少しも迷わず、他人のためにプライドを投げ出す事が出来る人物。自分のものに対する執着が強いので、人を大切にし、愛する気持ちも溢れている」と話し、「キム・シンと自分の共通点は、特定の状況でかっとする性格や、家族に対する愛情が強いところ」と明かした。またキム・シンとの相違点については「私はキム・シンのように愛する人に心にもない言葉を言ったり、そのために自分を隠したりしない」と話し、愛の前では正直な性格であることをアピールした。
ストーリーの中盤に差し掛かっているドラマ『男の物語』は、『黎明の瞳』と『砂時計』に続く作家ソン・ジナの、大韓民国3部作完結版として、社会性の強い内容でお茶の間の視聴者を魅了している。(情報提供:innolife.net)
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