公正委の芸能企画社実態調査で、書面契約を一切交わしていない事務所があることが明らかになった。また企画社の特性により、多様な不正契約が大半を占めた。
8日公正委が発表した20社に対する2次芸能企画社実態調査の結果、アバエンターテイメントを除いた19社の企画社で、不公正契約が発見され、自主的に是正する措置が取られた。

 しかしアバは契約書自体が存在しておらず、不公正可否を判断することすら難しい。アバ所属の有名芸能人は、俳優兼歌手チェ・ジョンアンとミン・ヒョリン、そしてチェ・シラらであり、約10人が所属している。彼らは全員、契約書なしで口頭で契約を交わしたという。公正委側は「アバに対して現場調査も行ったが、特別な問題点はなかった」と話した。公正委の関係者は「アバエンターテイメントは企画社と芸能人との間に信頼関係があり、あえて契約書を存在させる必要がないほど、お互いに合意しているのではないかと思う」と話した。

 一方書面契約で不公正が摘発された企画社には、ビックスターも所属している。BIG BANG、Jinusean、ク・ヘソンが所属しているYGエンターテイメント、シン・ドンヨプ、ユ・ジェソクらが所属しているDYエンターテイなども問題が指摘された。YGエンターテイメントの場合、歌手中心の企画社であるが、契約の解約が発生した時、企画社に印税支給義務を免除させる契約書が11件も発見された。またYGは芸能人が出国する時、事前承認を得なければならない契約も、13件締結した。司会者が主に所属したDYは、主に企画社が主催する行事に無償出演するようになっていたという。(情報提供:innolife.net)

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