夫人の中山美穂さんが主演した映画「サヨナライツカ」の原作者で、1月初旬に開頭手術を受けていたことを伝え注目を集めた辻仁成さん。1日に更新したブログ「愛情路線」では、術後の順調な回復ぶりを知らせる一方、ファンの間で話題となっている、自身の変ぼうぶりについても発言している。


 辻さんは1959年生まれの東京都出身。1985年ロックバンドのECHOES(エコーズ)のヴォーカリストとしてデビュー。1989年に小説「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞し作家デビューを果たし、1997年には「海峡の光」で第116回芥川賞を受賞した。

 プライベートでは1995年に女優の南果歩さんとの間に、一児を授かったが2000年3月に離婚。2002年に女優の中山美穂さんと夫婦になり、現在は拠点をフランスに置き、創作活動を続けている。

 1日に更新したブログでは、辻さんはまず近況を報告。続けて「ここのところ、ぼくに会う人がみんな口をそろえて『どうしちゃったの、その変ぼうぶり』と驚かれるんだけど・・・。とくに作家どっぷりだったころのデブ辻を知っている連中は口をそろえて、何したの、と聞いてきます」と述べ、整形説やコラーゲン接種説を否定した。

 また自らで「頭手術したから?」と問いかけ「確かに、手術後、男臭い意識がすとんと抜け落ちましたが、やっぱり、バンドはじめたのが大きいかなァ」と答え「なんだか、ずっと押しこめていた中性的な自分がバンド活動とともに表に出てきたってかんじ。時代は絶対、中性ですよ。汗臭いおじさんにだけは死んでも成りたくない。めちゃかっこいい中性的なおじいさんを目指します。
とにかく、愛情路線のバックナンバーを読んでみて、ここ最近はずっとこんなだから、と仲間には説明しています」とつづっている。

 最後に辻さんは「辻仁成は作家らしくない作家を目指します。そして映画監督らしくない映画監督、ロックミュージシャンらしくないロッカーを目指します」と結んでいる。創作分野において、マルチな才能を発揮している辻さん。見た目の変化と共に、今後の活躍からも目が離せなくなりそうだ。(編集担当:李信恵・山田武志)

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