この中国版“海ほたる”は、杭州湾大橋において、南岸から19キロ、北岸から17キロ地点に位置する。今年中の完成を目指すという。
杭州湾海上大橋は杭州湾を南北に縦断する世界最長の海上橋。2008年5月1日に開通している。北は嘉興市海塩県、南は寧波市慈渓県級市を結び、全長35キロ673メートル、6車線で、最高速度は時速100キロメートル。通行料金は80元(約720円)。
杭州湾海上大橋の開通当初は景色を見るために徐行運転をしたり、駐車したりする者が多く、大渋滞が発生した。追突事故も多発したという。中国版“海ほたる”はまだ通称はないようだが、これら問題を解決しつつ、通行料金に見合った観光スポットとして定着するかどうか、注目される。(編集担当:鈴木義純)
【関連記事・情報】
・暴走族が社会問題化する中国、法律と市民の生命権に挑戦(2009/05/25)
・広東省・香港・マカオの協力:全人代で国家戦略に=香港ポスト(2009/03/13)
・【地元証券診断】浙江高速道路:1-9月期決算は23%の減益(2008/11/18)
・世界最長の海上橋、杭州湾大橋の試験運営を開始(2008/05/03)
・銭塘河に複々線の鉄道新橋、杭州-寧波が1時間に(2008/04/03)











