しかし、視聴者の記憶に新しいドラマとは違い、制作社の最近の歩みは惨めなことはこの上ない。市場萎縮で投資者たちが去って資金調逹が難しくなり、赤字から抜け出す事が出来ず管理種目に指定された。17日『朱蒙』の共同制作社オリーブナインとチョロクペムは、資本蚕食率50%以上などの事由で、韓国取引所(KRX)から管理種目として新規指定された。
チョロクペムは今年の上半期だけで当期純損失45億ウォンを記録した。すでに2005年からずっと赤字の規模を増してきていた。2008年には多少赤字の規模が減ったが、依然として赤字経営を続けている。『朱蒙』以外にも『一枝梅(イルジメ)』『エデンの東』『思いっきりハイキック』など様々な人気作を生み出した。最近は新ドラマ『推奴(チュノ)』に対する期待で、市場で急騰したものの、依然として事業実績は不振を免れないでいる。
オリーブナインも同じだ。上半期の当期純損失だけで75億ウォンを記録した。2004年から赤字経営から抜け出せずにいる。
代表的な韓流コンテンツである『太王四神記』の制作社キム・ジョンハクプロダクションの財務事情も前の2社に比べ、そんなに良いわけではない。今年の上半期だけで124億ウォンの当期純損失を記録した。キム・ジョンハクプロダクションも3年目の赤字経営を続けている。キム・ジョンハクプロダクションは最近、経営権の紛争危機に置かれている。キム・ジョンハク監督が経営の一線から退き、パク・チャンシク副社長が代わりに代表理事になるや、主要株主の一つだったイエスキューホールディングスのパク・ソクチョン代表理事が持分の増加に乗り出した。現在、パク・ソクチョン代表理事の持分率は9.37%で最大株主(28.27%)にはまだ及ばない状態。
このようにどうして国民時代劇を作り出した主人公らが、実績面ではダウンしているのだろうか。大宇証券のキム・チャンクォン研究員は“市場がない”という点でその理由を探った。
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