直木賞作家の角田光代がロックバンド「GOING　UNDER　GROUND」のドラム河野丈洋と結婚していたことが報じられ、注目が集まった。Google「急上昇ワードランキング」に「角田光代」「河野丈洋」が登場した。


　角田光代は1967年生まれの42歳、神奈川県出身。大学在学中からペンネームで小説を書き、90年に『幸福な遊戯』で角田光代として作家デビューした。96年に『まどろむ夏のUFO』で野間文芸新人賞を、03年には『空中庭園』で婦人公論文芸賞を獲得するなどこれまでに数多くの賞を受賞しており、2005年には『対岸の彼女』で直木賞を受賞した。小説のほか、エッセイや絵本翻訳も手がけている。過去に芥川賞作家の伊藤たかみと結婚したが、その後離婚している。

　河野丈洋は1978年生まれの31歳、埼玉県出身。地元の中学生が91年に結成した「GOING　UNDER　GROUND」に94年に加入し、ドラムを担当。98年ごろよりライブ活動をはじめ、2001年にシングル『グラフィティー』でメジャーデビューを果たした。その後現在までに19枚のシングル、8枚のアルバムをリリースしており、05年に発売された「STAND　BY　ME」は「三ツ矢サイダー」CMで起用され、ヒットした。河野はバンドリーダーとして、ドラム以外にもコーラスを担当し、さらには作曲やボーカル、他の楽器を演奏するなどバンドの中心として活躍している。

　結婚は河野の公式サイト上で発表され、すでに挙式は終えているという。

　ネット上では角田・河野ファンから双方から二人の結婚を祝福する感想が見られたほか、「どこでどうやって知り合ったんだ」と結婚の知らせに驚いたような感想が多く見られた。
また、「角田さんらしい結婚」「作家さんと結婚するところが丈さんっぽい」という感想もあり、自分の好きなバンドメンバーの結婚ニュースが大きく報じられたことを喜ぶ声もみられた。そして、結婚により今後双方の作品に良い影響が出ることを期待するコメントもあった。二人の今後の活動に、さらに注目が集まりそうだ。（編集担当：柳川俊之）

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