この作品は韓国内では初演となるオーストリアミュージカルで、天才的な才能を持ったモーツァルトの人間的な苦悩を描いた作品。クラシックやロック、ジャズなど多様なジャンルの音楽を取り入れ、斬新なデザインも話題となっている。オーストリアの劇場協会は、その国で最も歴史と権威ある劇場のみ上演を許可するという、特別な作品でもある。
ソウル新聞は、ドレッドヘアーで裂けたジーンズ姿のジュンスさんの写真とともにその舞台を紹介。「ジュンスの『モーツァルト』は若く覇気とエネルギーがあふれていた。今回の公演は彼にとって初ミュージカルであり、あっという間に全座席をソールドアウトにしたファンたちと公演関係者たちは、固唾(かたず)を飲んでこの舞台を見守った」と記している。
韓国のネット上では「モーツァルトは自由で感覚的な天才ミュージシャンだと思う。そんなモーツァルトとジュンスの声はうっとりするほどマッチしていた」「ジュンスのミュージカルデビューという歴史的な瞬間に立ち会えて幸せだった」「会場には東方神起のほかのメンバーも来ていて驚いた」「演技も素晴らしかった」といった声が見られた。また「モーツァルトはジュンスさんとキャラクターが似ていた。そして物語も、苦悩する天才という意味で、東方神起の今の状況に似ていた」という意見もあった。
初公演が終わった後、コンサート会場を彷彿(ほうふつ)させる、歓声とスタンディングオベーションが巻き起こったこのミュージカル。
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