中国の春節(旧正月)休み期間、数々の新番組がスタートしお茶の間の人々を楽しませたが、最も話題になったのは制作会社・浙江這家公司が手がけるドラマ『西遊記』。インターネット上の掲示板などに、“面白いがありえないドラマ!”という視聴者の声が続々と届いているという。


 このドラマ『西遊記』のオープニングは、なんと三蔵法師のベッドシーンや孫悟空らのラブシーンからスタート。他にも恋愛劇のような大胆なシーンが連続して描かれており、“こんな西遊記は今までになかった!”と視聴者を驚かせている。

 また孫悟空が子犬のようにかわいがられて育ったなど、登場人物の背景も過去の作品とは全く違う視点で描かれているそうだ。孫悟空を演じる男優の費振翔には、「怪しげな雰囲気がテレビ画面から伝わってくる。汚い言葉を連発していて、子どもに見せられない孫悟空」という批判がある一方、「孫悟空が発する言葉に文化的なセンスを感じる」などという評価もあり賛否両論。放送が始まったばかりのこのドラマ。今後も中国国民の関心を集めそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

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