2000年頃から日本のAVが流通し始めたインドネシアでは、供給が追いつかないほどの人気を集めているという。その一方でイスラム教徒を中心に日本のAVブームを批判する声があがっており、昨年には首都ジャカルタにある映像制作会社が日本のAV女優を新しい映画の主役に起用しようとしたところ、デモなどの抗議行動が起こって計画がとん挫したそうだ。
ドイツでは、高品質の「大人のオモチャ」が独身男性の人気を集めており、ダッチワイフなどは本物の女性の皮膚に近い感覚で評判なのだそうだ。また、AVやアダルトゲーム、アダルトチャットなどもドイツ国内で大きなシェアを獲得しており、「Shibari」(縛り)などと言った日本語も「輸出」されているとのこと。しかし、痴漢シーンを再現したゲームや、レイプシーンなど過激なシーンをふんだんに盛り込んだアダルトマンガなど日本独特の「変態」さに対して反感を持っている人たちも多くいるそうだ。「内容にはアダルト的要素が含まれているものの、直接的ではないために出版停止にはできない」という悩みもあるようだ。
また、記事では日本独特の「性文化」についても解説しており、「古代に海洋漁業中心だった日本では、男性が長期間船に滞在することから性に対する渇望や幻想が潜在的に膨らんでいた事が現代まで受け継がれている」という、ある日本の大学教授の意見を掲載している。(編集担当:柳川俊之)
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