東京・渋谷にあるライブハウス「Duo　music　exchange」で4日、映画「花と蛇3」公開記念イベントが開催され、同映画で主演するタレントで踊り子の小向美奈子さん（25）が、緊縛ショーを披露した。「花と蛇3」は、8月28日より銀座シネパトスほかで全国公開予定。


　小向美奈子さんはボンデージ衣装でSMショーや、長襦袢姿で世界的な縛師の有末剛氏と緊縛プレイなどのパフォーマンスを行い、会場内に詰めかけた約1000人のファンを魅了した。

　韓国のメディアも日本で開催されたこのイベントを報じている。韓国ではSMプレイは一般に知られていないため、「映画『花と蛇』シリーズ」、「緊縛」、「小向美奈子」の、3つのキーワードでこのイベントを解説している。

　映画『花と蛇』シリーズは、日本の作家団鬼六氏が1961年に発表した、相手方に精神的・身体的苦痛を与え、そのような苦痛を受けることによって快楽を得る行為などをテーマにした、小説「花と蛇」が原作であると説明。

　原作は何度も映画化され、今回は8作目となる。特に、2004年に新しいスタイルで作られて公開された杉本彩さん主演の「花と蛇」シリーズは大きな話題となり、1億5000万円の興行収入を記録した。杉本彩さんはこの映画でセクシーなイメージを再構築し、女優として開眼したと伝えている。

　「緊縛」は日本で生まれたSMプレイの一種で、相手を縄などで縛って拘束し、また、拘束させて快楽を得るものだとし、SMプレイが盛んに行われるヨーロッパなどでも探してみるのが難しい、日本独特の行為であると説明。

　また、小向美奈子さんのプロフィールを紹介するとともに、この作品に主演して新しい「花と蛇」シリーズを生み出し、これからも活躍が期待されると結んでいる。

　小向美奈子さんが2009年1月に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された際には、韓国でも複数のメディアによってこの事件が報じられていた。同年6月のストリップデビュー、8月に発覚した酒井法子さんの同容疑での逮捕時にも、日本の芸能界の麻薬汚染騒動の発端となったとして、その名前が取り上げられている。　（編集担当：李信恵・山口幸治）

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