映画やドラマなどのエンターテイメントに投資する企業の理事を務める賈雲氏が、映画「第一軍規」で毛沢東役を務め、第10回中国長春映画祭で新人賞を受賞した。45歳での受賞は大器晩成と評価されている。
中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。

 「第一軍規」は、毛沢東が「三大紀律八項注意」を制定する前の知られざる革命物語。賈雲氏は若い頃の毛沢東と似ていることから、10キロほどダイエットし、たばこを吸う練習もした。賈雲氏が演じた毛沢東役は、毛主席の孫である毛新宇氏からも認められ、長春映画祭の多くの審査委員も、賈雲氏が演じる毛沢東は性格の表現も正確だと評価した。

 賈雲氏の個人資産は10億円以上にのぼる。映画やテレビ産業に進出してから約10年が経ち、10本あまりのドラマへの投資で3億元(約39億円)の利益を得た。今回、毛沢東役で認められ賈雲さんはさらに自信を深め、映画「秋収起義」「楊開慧」「毛沢東1927」、ドラマ「毛沢東家事」などの革命劇で引き続き毛沢東役を演じる。(編集担当:米原裕子)

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