1.HiPhoneとAPhone
アップル社「iPhone」のパクリである携帯電話で、HiPhoneは本物よりもはるかに安い100ドルだ。一方、APhoneはOSにアンドロイドを採用している。
2.iPed
アップル社「iPad(アイパッド)」のパクリであるiPed(アイペッド)は本物よりもスクリーンが小さいが、本物には搭載されていないUSB端子が搭載されているほか、カメラも搭載されているという。
3.Goojie
大手検索サイト「Google」は中国から撤退したが、中国人には「Goojie」があるから心配は不要だ。「Goojie」のロゴは本物にそっくりで、「Google」からも使用を止めるよう要求されている。
4.Nat Nat
アディダスやプーマの山寨靴はいたるところに存在し、Nat Natも見たところはコンバースのハイカットスニーカーにそっくりだ。しかし、スニーカーにはファスナーがついており、ファスナーを開けると、サンダルに早変わりする。
5.南京市の山寨通り
2008年、南京市に山寨通りと呼ばれる場所が出現した。山寨通りにはpizza huhというピザ屋からKFGというフライドチキン屋、bucksstarというコーヒーショップなど、どこかで聞いたことのあるような店が存在するという。
6.中国版「ホワイトハウス」
江蘇省無錫市や安徽省阜陽市には、米国の大統領府であるはずのホワイトハウスが存在する。
7.オーディション番組
米国で大きな成功を収めたオーディション番組「American Idol」や「Project Runway」のパクリ番組が中国でも放送されている。
8.上海万博のテーマソング
中国の一流芸能人やアスリートが出演した上海万博のテーマソングは、10年以上前に日本で流行した楽曲の盗作だった。
9.名画の山寨工場
深セン市にある大芬村では世界の名画を複製が行われており、世界の油絵の6割が大芬村で生産されているとも言われる。
10.山寨自動車
ミニクーパーそっくりの力帆汽車「力帆320」はドア数が異なるだけで、外観は瓜二つ。しかし価格には大きな違いがあり、「力帆320」は本物のわずか3分の1である7500ドルで購入することができる。(編集担当:畠山栄)
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