この美少女は「non-no」専属モデルである本田翼。
今回、ブレーク寸前の本田翼を起用した理由をダイドードリンコの担当者は「何事にもブレがちな社会情勢の中、誕生から36年間、ずっと“ブレない味わい”を守ってきたダイドーブレンドコーヒーを若い世代に伝えるために、同世代の女性をヒロインに起用したいとの思いがありました。それと彼女だけが持つ自然な雰囲気、真剣な表情をした時の目ヂカラの強さも出演を依頼するポイントになりました」と語る。
コマーシャルのストーリーとしては、下町に住む女優を目指すヒロインは将来への不安もあり、日々悩んでいる。しかし、ブレる気持ちに負けず、オーディションに挑戦するまでを描いたストーリー。現在、放映されているのは「オーディション編」で、音楽は12月14日にメジャーデビューする沖縄系バンド「ジャアバーボンズ」が担当している。今回のコマーシャルのために書き下ろした渾身(こんしん)の曲「誓うよ」の歌詞には、“ブレる”ことなく突き進む強さと、見守るやさしさがメッセージとして込められている。さらに同バンドのプロモーションビデオはコマーシャルと連動されており、登場するヒロインのオーディション当日までのストーリーが描かれている。
なお、今回コマーシャルのターゲットとなっているダイドーブレンドコーヒーシリーズは「ダイドーブレンドコーヒー」「ダイドーブレンドスペシャル[微糖]」「ダイドーゼロスペシャル[砂糖ゼロ]」「ダイドーラテスペシャル」と今回のコマーシャルに合わせて新登場した「ダイドーエスプレッソスペシャル」の5種類。同社の主力ブランドとして発売以来、定番人気を誇っているシリーズだが、これまでは30から40代の男性に愛飲者が多いという。同社は今回のコマーシャルを通じ 、“ブレない味わい”を守り続けるシリーズの世界観を若い世代にも伝えたいと考えている一方、彼女がコマーシャルで自分に向かって言い放つセリフには、不況の中、悩める今を生きる若者たちへの応援メッセージの意味も込めているという。