11月30日に発表された、大みそかの「第62回NHK紅白歌合戦」の出場歌手。日本のエンタメ情報がすぐに伝わる台湾では、各大手メディアが出場者リストを紹介した。


　日刊紙「聯合報（ユナイテッド・デイリー・ニュース）」は、「好感度の高いジャニーズユニット・嵐と井上真央が司会に選ばれた。そしてSMAP、福山雅治、平井堅、浜崎あゆみ、倖田來未、AKB48、絢香、松任谷由実ら日本を代表する多くの歌手が出演。母娘そろって選ばれた、松田聖子と神田沙也加の共演も期待できる」と伝えた。

　続けて今年の紅白歌合戦は、「あしたを歌おう。」がテーマであること。また「演歌歌手の出演が減る結果になったが、人気子役の芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんに大きな注目が集まっており、2人が最強の出演者になりそうだ」など報じている。

　そして「東日本大震災の影響なのか、歌声で人々の心を癒せる絢香と被災地の福島県のバンド・豬苗代湖ズも出場する」、「過去の61回は白組33勝：紅組28勝と白組がリード中。今年は紅組が勝利に輝き、白組に少しずつ追いついていけるのかが見物だが、出場者リストだけでは判断できない」と見どころも伝えた。

　日本時間の12月31日19時15分から23時45分まで放送される、今年の紅白歌合戦。生放送される台湾では、現地時間18時15分からの放送開始となり、2012年1月7日にはケーブル局でも放送される。日本番組専門チャンネル：緯來日本台で、中国語字幕版付きでの放送を予定しており、J－POPファンの期待感を高めている。（編集担当：饒波貴子・黄珮君）
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