中国メディア・捜狐網は21日、17日に死去した北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記について「彼ほどセンセーショナルな指導者はいなかった」として、かつて北朝鮮メディアが「世界的に流行した」と伝えた「金日正ファッション」を振り返る記事を掲載した。

 記事は、北朝鮮の『労働新聞』が以前、金総書記の服装が「人々の想像力をつかみ、世界の流行となっている」と宣伝したことを紹介。
一国の最高指導者が「たった4パターンの服装で世界を席巻した」として、5つボタンスーツ、コートに防寒帽(中国でいう「雷鋒帽」)、黒ずくめの上下、そしてカーキ色の作業服を日常ファッションとして列挙した。

 そして「どうしたら金正日のようになれるか」として、カーキ色の作業用ジャンパー+かかとを高くした革靴+女性用サングラスのコーディネートを提案。「靴を隠すことができるほどの大きなズボンが必須」であるとともに、「手足と首の短い体形が欠かせない」とした。(編集担当:柳川俊之)
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