タレント、マツコデラックスが「K-POPはアメリカのパクリ」「日本が嫌なら出て行け」と叫んでいるフジテレビの番組予告が韓国で物議を醸している。韓国の複数メディアが8日、「日本のタレントが毒舌」と相次いで伝えた。


 マツコデラックスの発言は実は1月17日に放送予定のフジテレビ系バラエティ番組『なかよしテレビ ゴールデン言いたい放題SP』の番宣だった。同番組は日本人、中国人、韓国人出演者がそれぞれ自国の自慢をして論戦を繰り広げるトークショーで、予告編でマツコデラックスがK-POPの勢いを自慢する韓国人出演者のコメントにブチ切れて「出て行け」を連発する。

 マツコデラックスは韓国人男性の「日本の芸能界は草野球。韓国の芸能界はプロ野球」との発言に「K-POPはアメリカのパクリ」と反論。男性がさらにアメリカの音楽チャートビルボードにランキングされたK-POPに比べ「J-POPはそこまですら行けていない」と主張すると、マツコデラックスが怒って「日本が嫌だったら出て行け!」と何度も叫ぶ様子が映っている。

 韓国メディアはこの番宣が日本のネットを中心に大反響を呼んでいると伝えたJ-CASTニュースの報道などを引用しつつ、「日本のタレントが『K-POPはアメリカのパクリ。
日本が嫌いなら出て行け』と毒舌を吐いて論争になった」と相次いで報道した。

 その上、韓国メディアは「日本のテレビや新聞は取り上げていないがインターネットを通じて急速に広がって行っている」「土曜日にはヤフーのアクセスランキングでも1位に登場」などと同話題をめぐる日本の反応を併せて伝えた。マツコデラックスは普段から毒舌で有名であると紹介しているメディアもある。(編集担当:金志秀)