1980年にアメリカで出会ったというテレサとブリジット。「彼女はロサンゼルス、私はサンフランシスコに滞在していましたが、自ら車を運転して会いに来てくれました。一緒にデパートで買い物をし、私のために香水を買ってプレゼントしてくれたんです。2人で飲み物を飲んだけれど夕食は一緒せずに、すぐにロサンゼルスに帰っていった。当時はお互いをまだ友人とは呼べませんでしたが、誠意ある人柄に感動したことを覚えています」とブリジットは初対面の印象を述べている。
続けて一番の良い思い出になっているというのは、「89年にパリで夕食を楽しんだこと」と語ったブリジット。「テレサは黒のシースルーのブラウスを着ていましたが、インナーや下着は着ていなかった! 一晩中彼女を直視できなかったし、驚きのあまりナイフとフォークを落とした店員さんもいたほどです」と笑い、最後には「テレサの心はとても孤独。寂しいかと聞くと、“私は家から離れる運命だと占い師に言われたので、現状がベストだと思っている”と答えていました」と、エピソードを語ったブリジット。文を書くことで懐かしい友を思い出し、感慨深い気持ちになったようだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)