ソチ五輪フィギュアスケート団体の女子ショートプログラム(SP)が8日(日本時間9日未明)に行われ、浅田真央は冒頭のトリプルアクセルに失敗、転倒した。騰訊体育は9日、「競技後、浅田は転倒が外部のプレッシャーによるものではないと否定し、さらに韓国の金妍児キム・ヨナ)との比較を拒否した」と報じた。


 女子SPの演技後にメディアの取材に応じた浅田について、記事は「まるで転倒した時の気分を引きずったまま、心が晴れない表情に見受けられた」と報じた。

 ジュニア時代から常に比較され続けている浅田とキム。記事によれば、演技後の取材でも記者から「キム・ヨナと比較されることにプレッシャーがあったのではないか」との質問があったという。

 浅田は国外メディアの取材を受ける際は常に通訳を帯同させている。記者の質問を遮ったうえで、通訳が「現在は団体戦が行われているが、キム・ヨナは今回の団体戦に出場していない。記者の皆さんには団体戦に関心を持ってもらいたい」と述べたことについて、記事は「キム・ヨナに関する質問を遠回しに拒否した」と報じた。

 浅田は「ソチ五輪での最初の演技である以上、緊張してしまったが、(転倒は)外部のプレッシャーによるものではない」と述べ、今後の演技がさらに良くなることを信じていると自信を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Olga Besnard/123RF.COM。写真は2009年10月、フランスのパリで開催されたエリック・ボンパール杯)


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