中国メディアの環球網は3日、米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が5月30日から31日にかけて、日本の南部海域で艦載機の離着艦訓練を行ったと報じ、「E-2C早期警戒機の尾翼部分に旭日旗が描かれていたとして注目を集めている」と伝えた。

 中国の複数のメディアが「米国海軍太平洋艦隊が公表した写真」と伝えた画像を見る限りでは、E-2C早期警戒機の水平尾翼が白く塗られ、その中心から放射状の赤い帯が複数伸びており、確かに旭日旗のようにも見えなくはない。


 しかし、良く見てみると、富士山のような山が描かれ、その山頂部分に太陽と、太陽が放射状に光を放っているだけの図案であり、さらに山頂部分に屹立している鷹のような鳥類が描かれていることから、旭日旗と同一ではないことは一目瞭然だ。

 中国メディアの前瞻網は、中国ネット上の反応として、「日米同盟が堅牢であることを外部に示そうとしているのだろうか」などといった憶測のほか、鷹のような鳥類が富士山に乗っていると捉えた中国人ネットユーザーからは「日本の象徴である富士山を米軍が踏みつけていることを示す図案であり、過度な緊張は不要だ」などの声があがったことを伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は環球網の3日付報道の画面キャプチャ)


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