中国メディアの環球網は14日、「韓国ではカジノおよび済州島のイメージダウンを懸念する声が高まっている」と伝えた。
済州島の西帰浦市内にあるホテルのカジノで5月11日、中国人客4人がバカラで大勝ちし、11億ウォン(約1億1100万円)を稼いだが、カジノ側は中国人客らが「カジノのスタッフと共謀してイカサマをした」として現金の支払いを拒否した。
支払いを拒否された中国人客らはカジノ側から「脅迫された」として、カジノ側を相手取って民事訴訟を起こしたところ、カジノ側は逆に「詐欺」を理由に中国人客らを提訴した。
報道によれば、カジノ側から「中国人とグルになってイカサマをした」と指摘されたスタッフは当初、警察に対してカジノ側の主張通り 「中国人客と共謀してイカサマをした」と供述していた。
しかし、聞き取りが進むにつれ、同スタッフの供述内容が「カジノ側から虚偽の供述をするよう要求された」と一転し、現在は「カジノ側は中国人客にお金を支払いたくないがためにイカサマをでっち上げた」と供述しているという。
記事は韓国メディアのNewsisの報道を引用し、済州島西帰浦警察は虚偽告訴罪の容疑でカジノの責任者を処分する準備を進めていると伝えたほか、韓国国内では「スタッフの供述が事実と証明されれば、上顧客である中国人によって繁盛する済州島のカジノは大きな打撃を受けるばかりか、済州島の観光産業そのものにも打撃となる」と懸念の声があがっていることを紹介した。(編集担当:村山健二)(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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