――「第7回沖縄国際映画祭」は、今年からスケールアップし「島ぜんぶでおーきな祭」というタイトルが付きました。毎年のように参加していますが、感想を教えてください。
秋山:今年もすごく盛り上がっていました。イベントにはたくさんの方たちが集まってくださって、子ども達もいっぱいいましたね。僕らは「ポケットモンスター」関連の番組を9年間やったので、そのつながりで子どもたちとコミュニケーションが取れ、楽しいです。
馬場:沖縄の方たちは比較的優しいよね。みんな笑ってくれます。見る空気というか、ニコニコしてくれます。
山本:1月から3月まで今年は毎月のように、沖縄に来ました。3人とも大好きな土地です。
秋山:沖縄は遠く離れた土地で文化も違うし、ステージに立つときは「こういう事言ってうけるのかな?」と思ってしまいますが、ネタをやり始めたら他県と全然変わりません。
――名言ありがとうございました(笑)。最近、個人的にがんばっている事を教えてください。
山本:今ボクシングをやっていて、去年プロボクサーの試合をしたんですよ。その次の目標として、ボクシングトレーナーの免許取得を目指しています。ジムの方たちに手伝ってと言われたことをきっかけに、勉強してトレーナー資格を取ろうと思いました。
秋山:本職のお笑いで満足せず、笑い1つ人に指導できる立場じゃない。それを置いて、ボクシング関連の資格を取ろうとするなんて。ほんとに“死ね”って思います!
馬場:僕は自分のことしか考えてないので、なんとも思ってません。
山本:でもボクシングの試合をしたり指導者になれば、お金を稼げる。
秋山:お笑いでもっとお金を稼ごう、こうしようっていう気持ちを通り越して、別の所で稼ごうと思っている段階で、もう山本は芸人じゃない! だから今度から、“ギャラ泥棒”って呼んでください。
山本:さすがに勝てません(笑)。
馬場:最近僕は三枚肉を上手に作ろうと、努力しています。豚バラのブロック買って下ゆでして、泡盛と醤油とかつおだしと、黒糖とか入れた沖縄風です。この前いいのができたので、もうちょっと美味しいやつを作ろうかな、と思っています。
――ロバートは面白いトリオですね(笑)!
秋山:面白くないですよ、なんにも。
馬場:プロボクサーとプロの料理人とプロのお笑い芸人。
秋山:芸人になろうと思って組んだ3人なのに、よくわからないですよね。だからお客さんも一度、ギャラ泥棒の顔を見に来てほしい。こういう顔してるんだ、って見に来てください。
山本&馬場:(苦笑)
――では、ロバートとしてがんばっている事はなんでしょう?
山本:ライブ活動。
秋山:そうですね。ライブは3人でよくやっています。
馬場:あとはタクシーを1人ずつ乗らずに3人で乗って、タクシー代を節約してる(笑)。
秋山:年が同じで先輩後輩の感じじゃなくて、仲はいいんで。
馬場:タクシーもね、秋山が出したら次は博が出して、次は俺が出してって風にしてますね。
秋山:そんな大きな喧嘩ないから。
馬場:喧嘩したら博がプロボクサーですよ。
秋山:実は一番強いですよね、この男が。
馬場:俺、角材持って戦うよ。
秋山:俺は洗面器に顔つけながら……
山本:そんな原始的な(笑)。喧嘩は絶対しません!
秋山:コミュニケーションを取ることも、がんばってますよ。
――本当に仲良しな3人ですね。最後にファンの方にメッセージをお願いします。
馬場:企画ライブを見に来てほしいです。東京では楽しみに来てくれるリピーターの方が、どんどん増えています。
秋山:一度見に来ていただきたいですよね、世界トップクラスのトリオを。
山本:それ、止めなさいって(笑)。
秋山:トリオの中でも研ぎ澄まされた感覚を持つ、って言われてるものを見に来てほしい。冗談っぽく言っているんですけど、本当なんです。一度見に来てください。
山本:なに言ってるんだよ。
秋山:トップクラスのトリオ芸、ぜひ見に来てください!(取材・文責:饒波貴子)(写真は筆者撮影)
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