記事はまず、「多くの人が自撮り棒を、約10年前に米国人が発明したものと思っている。
そして、自撮り棒はミノルタが1983年に発売した「ミノルタ・ディスク7」の付属品として登場したと紹介。当時のカメラには現在のような液晶モニターはなかったので、鏡を使ってどんな写真が撮影されるのか確認する工夫もあったと付記した。
しかし、当時の日本の若い女性は「役に立たない発明」と酷評。自撮り棒は「化け物」のように見えたので、「ミノルタ・ディスク7」も結局は市場では成功しなかったと紹介した。
記事はさらに、発明者の上田さんはミノルタの社員であり、「撮影マニア」でもあったと紹介。「夫婦で欧州旅行をした時に、2人での記念写真を撮影する際、シャッターを押してくれる人を捜すのに苦労した」、「ルーブル博物館では、子どもにシャッターを頼んだが、その子はカメラを持って走って逃げてしまった」などの苦い経験が、自撮り棒の考案に結びついたと記述した。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、同話題についての書き込みが続いている。22日現在は記事の一部を貼り付けただけの文章が多いが、「日本人の発明は変態的な物が多いが、頭を使って刷新する民族であることは認めざるをえない」、「日本人の創造力はすごい。技術者文化が民族全体に行きわたっている」などの感想を論じる人も出始めた。(編集担当:如月隼人)(写真は、上記記事を掲載した騰訊網の頁キャプチャー)
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