中国大手ポータルサイトの新浪網は8日、インドで発生するロシア製「Su-30MKI」戦闘機が起こす事故が、中国が輸入した「Su-30MKK」より多いとして、理由を検討する記事を掲載した。

 「Su-30」は旧ソ連のスホーイ設計局(現:スホーイ・カンパニー)が開発した複座多用途戦闘機だ。
初飛行は1989年。インドは輸出型の「Su-30M」を自国用仕様にした「Su-30MKI」を国内でライセンス生産。空軍が運用している。

 インド空軍は「Su-30MKI」を200機以上保有しており、最終的には272機にするという。

 Su-30は「Su-27」の改良型の「Su-27PU」の量産タイプで「Su-27ファミリー」のひとつと言える。

 中国は空軍だけで、ロシア製のSu-27を150機保有し、コピー及び自国側で改良した「Su-27ファミリー」229機を運用している。また、自国向け仕様の「Su-30MKK」をロシアから輸入している。

 記事はインドでは過去6年間に、事故でSu-30MKIが6機失われたと指摘。その理由としてまず、「インドの空軍基地は大都市の近くにあり、多くの鳥が存在するから」と説明。インドでは航空機事故のうち、鳥をエンジンに吸い込むなどで発生する「バード・ストライク」が10%程度を占めているという。

 インド空軍は対策として、鳥観測を主な目的にレーダー45基の購入したという。

 記事は、インドが高温高湿であることも、航空装備や滑走路に影響を与えている可能性があると主張。
さらに、機体維持のレベルや若いパイロットの技量が高くないことも、事故の原因との見方を示した。

 自国の状況については「中国人民解放軍空軍について、『解放軍の軍事航空指揮機関はパイロットに対して、厳格に安全規則を守るよう要求している』と専門家は認識している」と紹介した。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C)Igor Dolgov /123RF.COM)


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