中国メディア・北青網は17日、ポケモンを代表するキャラクターであるピカチュウについて「どうしてピカチュウは日本を離れた途端にブサイクになるのか」とする記事を掲載した。記事は、先日横浜でピカチュウが大量発生するイベントが行われたことを紹介したうえで、「ずっと疑問なのだが、日本のピカチュウはみんな可愛くて同じ姿をしているのに、どうしてわれわれが普段見るピカチュウは2つと同じ形がなく、しかも奇妙な格好なのか」とした。
そして、「頭が小さすぎるピカチュウ」、「頭が大きすぎるピカチュウ」、「ボケっとしたピカチュウ」、「ヒヨコみたいなピカチュウ」、「全身タイツのピカチュウ」など、本物のピカチュウが見たら悲しくなりそうなピカチュウたちの写真を掲載して、その異様ぶりを紹介している。
記事はそのうえで、「ピカチュウは電気属性のモンスター。体内の磁場が、いる場所の磁力の影響を受け、それに伴って体の形も変わるのだ」と、日本を出るとボディが歪んでしまう理由を冗談交じりで解説。「こんど歪んだピカチュウを見ても、パクリだなどと思ってはいけない。みんなピカチュウ自身のせいなのだ」と結論付けた。
なかなか面白い考察である。しかし残念なことに、日本から外に出ると顔や体が「磁場の影響」で変形してしまうのはピカチュウだけではない。ドラえもんも、ミッキーマウスも、みんな歪んでしまう。特に中国はよっぽど磁力が強いのか、われわれの想像を絶するほどバリエーションに富んだ変形ぶりを呈するのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Pavel Shlykov/123RF)
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