中国メディア・今日頭条は11日、「日本人の読書文化 ホームレスさえ読書の習慣を捨てない」とする記事を掲載した。
記事は、少し前にタイの空港ロビーで一斉に読書する日本人少年少女の写真がネット上で拡散して議論を呼んだことを紹介。「実は、これは日本においてはそもそもニュースになる話ではない」とし、日本では「時間があれば本を読む」という行為がとっくに習慣化しているのであると説明した。
そして、電車の到着を待ってホームで読書するサラリーマンや、老若男女が電車の座席でページを繰っている様子を撮影した画像を紹介。「日本は世界的なストレス大国であることで知られている。電車の中では忙しいサラリーマンも良書を読む時間を忘れないのである」とし、それが学業を本分とする学生であればなおさらのことであると伝えた。
さらに「読書文化は日本で深く根差している」ことを説明すべく、「ホームレスですら、読書の時間を捨てようとはしないのだ」とも紹介している。
読書をしている間は、自分の世界に入り込むことができる。没入しすぎて乗り過ごしてしまっては大変だが、ややもすれば持て余しがちな電車内での移動時間を有効に活用できるうえ、集中力を高めたり、心をリラックスさせたりすることができる。スマホでメッセンジャーのやり取りや動画の閲覧、ゲームに興じる人がどんなに増えても、電車内で読書をする光景が絶滅することは、おそらくないだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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