日本の製造業は長きにわたり世界の製造業をリードしてきた。その過程の中で世に送り出してきた発明品は、枚挙にいとまがない。
中国メディア・今日頭条は1日、数ある日本の発明品から、中国人の日常生活にも大きく関わっているものを紹介する記事を掲載した。

 最初は、青色発光ダイオード(LED)だ。記事は「この技術は人類を30年あまりてこずらせた。発明により、エネルギー消費が少なく、寿命が長く、スマート化操作もできるクリーンな照明が実現した」と紹介している。赤、緑に青が加わったことで、LEDでフルカラーの表示ができるようになったという点でも、世界を大きく変える発明と言えるだろう。

 続いては、中国の人にとってもお馴染みで、ちょっと前には便座と並んで「爆買いブーム」を引き起こした電気炊飯ジャーである。1956年に東芝がスイッチを入れれば自動で炊き上がり、加熱が止まる電気炊飯器を初めて発明したと伝えた。また、カラオケやシャープペンシルも日本人が発明したものであると紹介している。

 このほか、自動改札機、カーナビゲーション、インスタントラーメン、胃カメラ、ポータブルオーディオを取り上げ、説明した。紹介された発明の多くは1960年代から1970年代に世に出てきたもののようである。

 記事を見た中国のネットユーザーからは「日本製品をボイコットする愛国者たちよ、以後これらの物からは距離を置くように」、「日本の技術や発明は確かに人類に幸せをもたらした。敬服せざるを得ない」、「QRコードの発明の影響も大きい」といったコメントが寄せられた。
また、あるユーザーは「中国人は近代以降、人類世界になんの貢献もしていない。われわれはずっと先祖の4大文明の上に胡坐をかいてきた」との感想を残している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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