中国メディア・今日頭条は25日、中国の荒れた砂漠地帯の緑化に取り組んだ日本人とその功績を紹介する記事を掲載した。記事が取り上げた日本人は全部で4人で、1人目には鳥取大学名誉教授の故・遠山正瑛氏を取り上げた。記事は、遠山氏について砂漠地帯に300万本あまりの木を植えて、4万ムー(約2667ヘクタール)の砂漠を緑化したと紹介している。
2人目は、日本の環境保護NGOの中国エリア責任者として2000年より内モンゴル自治区のホルチン砂漠で緑化活動を行ったという大龍隆司氏を、3人目は同じく内モンゴル自治区で長年にわたりボランティアで植樹活動を行った羽場剛氏をそれぞれ挙げた。
そして4人目には、1991年に山西省へ渡り約25年間植樹、造林活動を進めてきた高見邦雄氏を紹介している。これまでに高見さんは現地で約1900万本の木を植え、6000ヘクタールもの土地を緑化してきたという。
激しい黄砂は中国国内のみならず、海を渡って日本にまで飛んできて、呼吸器系の疾患を誘発する。日本にとっても他人事ではない問題だ。だからという訳ではないが、砂漠化防止を含めた中国国内の環境汚染問題において、日本と中国との協力関係がますます深まることを願ってやまない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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