中国メディア・今日頭条は15日、「日本行きの飛行機のトイレにはいつも黄金がある?」とし、台湾から日本に向かう旅客機内で密輸目的の金塊が見つかるケースが相次いでいることを伝えた。

 記事は、「台湾から日本へ向かう飛行機のトイレでまた金塊が見つかった。
1月末に、スリランカ人の男が愛知県警に逮捕された。男は昨年7月、シンガポールから約2280万円の金塊を持ち出し、台湾経由で日本の名古屋に持ち運んだ疑いが持たれている」とした。

 そして、「男は台北・桃園国際空港から中部国際空港に向かう便に乗った。離陸後、5本の金塊が入った袋をトイレの便器後方の仕切板の中に隠し、テープで固定した。中部国際空港に到着後、この飛行機はそのまま羽田空港に向かう国内線に運用され、男の仲間がこの便に搭乗。離陸後にトイレに入り、金塊を取り出す算段だったが、中部国際空港に到着後税関職員が機内を検査して金塊を発見。男の荷物から同じテープが見つかったことで容疑者が特定され、男とその仲間の男女5人が逮捕された」と説明している。

 そのうえで、「昨年夏より、日本の空港では似たような案件が続出している。昨年7月にはバニラエアの台北発大阪行き旅客機内のトイレからも隙間に隠された金塊約10キロが見つかった。7月から8月にかけて中部国際空港や関西国際空港で10キロから数十キロの金塊が相次いで見つかった」と指摘。このような状況から「ネットユーザーからは、今後飛行機に乗ったらたくさんトイレにいって金塊がないか確認しなければ、といった声まで出ている」と伝えた。

 記事は、「台湾から日本に向かう旅客の保安検査は東南アジアからの客ほど厳しくない。
このため、密輸グループは東南アジアから直接日本に渡らず、一旦台湾に入って保管した後、日本に密輸することで税関の厳しい検査を逃れるのだ」と解説している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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