記事は、西洋人にとって日本人と中国人、韓国人を外見だけで見分けるのは至難の技であることを指摘し、国外旅行がブームになっている中国では海外で「日本人に間違えられた」経験を持つ人は少なくないと強調。
しかし、一般の中国人が国籍を間違われることは特に大きな問題ではないと指摘しつつも、英国のハント外相は政府高官であり、その立場の人物が中国人を日本人と言い間違えるのは「あまりにも気まずいものだ」と指摘した。
ハンド外相の言い間違いに対し、英国では「初の中国訪問だったというのに、無様なデビューとなった」、「日本と中国の微妙な関係を考えれば、許されない間違いだった」などと厳しい報道が見られたとしたほか、ネット上でも「日本と中国の区別もつかない外相など不要」といった声があがったと紹介した。
続けて、中国では特にハント外相の間違いを追求する動きはないと紹介する一方、「歴史問題などがなくても、海外で自国以外の国の出身に間違えられるのは気分が良いものでないのは確か」と主張。また、日本人に間違えられることを嫌う中国人のなかには中国の国旗である「五星紅旗」をあらゆる持ち物の目立つ箇所に張るなどして自分の国籍をアピールする人もいるほどだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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