やはり、まず思い浮かぶのは、日本と韓国は古代中国文化から影響を受けたというものだろう。記事は、「中国が日本や韓国のみならずアジア諸国の文化に与えた影響は大きい」という意見を紹介している。農業、戦術、建築、言語など様々な分野で、アジア諸国には今でも古代中国の影響が垣間見える。それは、日本の歴史的建造物やベトナムにも残る漢字に見られるとしている。
さらに、「儒家文化や箸、礼儀が日本と韓国をはじめ東南アジア諸国にあるのは、5000年の歴史を誇る中国から影響を受けたためだ」という意見を紹介。特に言語に関しては、日本は独自に漢字を発展させたものの中国語を基にしていると指摘し、影響力の大きさを強調している。
記事は最後に、ある韓国人の意見を紹介した。儒家文化や漢字など、中国の文化も残っているものの、「我々には全く違う歴史、文化、社会、政治がある」と根本的に違っていると主張。にもかかわらず「アジアから出ると、アジア人は皆中国人に見えるらしい」のは心外な様子だが、中国語を学ぶと中国や日本への旅行には便利だと付け加えている。
中国人の誇る古代中国の文化は、確かにこれまで長きにわたって近隣諸国に多大な影響を与えてきた。近代において一時期は中国の影響力は少なくなったものの、現代においては再び大きな影響力を持つようになってきている。日本もこの先、中国から大きな影響を受けることは免れられないかもしれない。
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