記事は、少し前に反響を呼んだ「日本人はスタート時間しか守らない」という指摘を紹介。このツイートをしたのは日本で働くスペイン人で、日ごろから周囲に「ラテン系は時間を守らない」と言われ、日本人は時間厳守することを美徳として誇っている節があるが、自身の体験から「会議の終了時間が予定より2時間も延長するのは、5分遅刻するより酷く感じる」と訴えたことを紹介した。
また、日本の会社の中で見られる暗黙のルールの1つとして、「始業時間よりも早く来て、終業時間より遅く帰る」のが美徳のように扱われ、「遅刻には厳しいが、サービス残業を強いられる」ことも、日本人の時間概念における矛盾であることを強調した。
これに対し、中国人ネットユーザーからは、「遅刻しないのは相手を尊重することだが、サービス残業は他人の時間を盗む行為だ」と批判するコメントや「中国だって誰も時間どおりに帰りたいとは言えない。中国の残業事情も恐ろしいことになっている」と、中国の職場環境も厳しいと訴える声も寄せられた。
こうした職場でのやり場の無い不満は、日中どもに存在しているようだ。日本人は時間に正確な国民性と言われることもあるが、日本ではスタートの時間は厳守とされるが、終了の時間は確かに曖昧であるケースが多い。働き方改革が叫ばれるようになった今、終わりの時間もしっかりと守っていくことが求められるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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