転轍手とは「ポイントマン」のことで、路線を変える装置を操作する人のことだ。この事故ではトルコ国営鉄道機関の職員3人が業務上過失の容疑で拘束されているが、そのうちの1人が「転轍するのを忘れたかもしれない」と供述しているのだという。
記事は、事故原因はまだはっきりとはしていないとしつつも、事故当日にトルコのエンジニア協会連盟が、事故の発生した路線部分には信号システムがまだ設置されていなかったことを明らかにしたと紹介。鉄道建設当時、ちょうど選挙が行われており、政府は票を獲得して政治的な功績を示すために、信号システムのない路線を開通させたのではないかと予想した。事故が発生するまで、列車は事故が発生した部分の路線を走る時は、運転手は電話か無線で連絡するしかなかったという。
記事の指摘が本当だとすれば、事故は起こるべくして起こったと言えるだろう。高速鉄道はスピードも速く、事故が発生すると大惨事になるが、この点、新幹線の安全性の高さは立証されている。これからも新幹線には事故なく運転を続けてもらいたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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