中国メディア・東方網は7日、台湾を訪れる日本人がこよなく愛し、近ごろでは日本にも進出している台湾名物の食べ物やスイーツを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本人の台湾旅行ブームにより、台湾の飲食に対する日本での認知度が高まっており、ますます多くの台湾グルメが日本の日常生活に進出している。
台湾のブランドが日本で出店するほか、在日台湾人や台湾に魅了された日本人が専門店を作り、さらにはコンビニ等でも台湾フードが発売されることがある」とした。うえで、日本で人気が出ている台湾の食べ物、飲み物を10品紹介している。

 最初は、タピオカミルクティーだ。日本で最も早い時期に、広く普及した台湾の飲食物の1つであり、台湾の「春水堂」が東京に出店したことで、新たなブームを巻き起こしたと伝えた。

 2つめは、小籠包。これについては「すべて、鼎泰豊のおかげと言える」とする一方、実は小籠包は台湾の伝統フードではなく、上海の名物グルメであると説明。しかし、日本のみならず世界的に小籠包を有名にしたのは、やはり台湾の鼎泰豊だとしている。

 3つめは、マンゴーかき氷である。温帯の日本ではマンゴーを食べる機会は少なく、台北を訪れる日本人は必ずと言っていいほどマンゴーかき氷を食べると紹介。そして、台湾から東京・表参道に上陸したかき氷店「アイスモンスター」は、夏場になると1時間以上の待ち時間ができるほどの人気だと伝えた。

 4つめは、台湾土産としてよく買われるパイナップルケーキだ。南投生まれのスイーツ店「サニーヒルズ」が新たな人気の火付け役になり、東京・青山に出店した際には日本メディアに大いに取り上げられたとした。


 5つめは、好き嫌いがはっきりと分かれやすく、好きな人はとことん好きになる台湾スイーツの豆花を挙げた。少し前に秋葉原に「東京豆花工房」ができたことで、ようやく東京でも台湾と同じ豆花が楽しめるようになったと紹介している。

 記事はこのほか、台湾名物のそぼろご飯・ルーロー飯、台湾風クレープ・蛋餅と中国風揚げパン・油条、胡椒が効いた豚肉餡をパイ風生地で包み焼いた胡椒餅、台湾麺線、台湾ビールの5つを取り上げ、紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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