記事は、成田空港について、日本で羽田空港に次ぐ旅客取り扱い量を誇る大型国際空港であると紹介。
そのうえで、これほどの規模を持つ国際空港であれば24時間発着が一般的であるにもかかわらず、同空港は午後11時を過ぎると航空便の離発着ができなくなり、次の便は翌日午前6時ごろまで待たなければならないのだとしている。
そして、同空港で深夜の離発着ができない理由について、「建設当時にどうしても立ち退かなかった民家が8軒あり、深夜に飛行機が飛ぶとこれらの民家に騒音の被害をもたらすため、空港側がやむを得ず規定を設けている」と説明。空港建設の計画が立ち上がってからすでに50年以上の時間が経過しているが、現在もなお同空港付近には立ち退きを拒否した民家が完全な形で残されているのだと伝えた。
記事は、中国でしばしば発生する「釘子戸」と呼ばれる立ち退き拒否者よりもさらに強力な「釘子戸」が日本に存在することについて、日本では中国と違って土地の私有制が認められているために起こり得ると解説した。そして、このために用地を確保する際に政府や開発業者は所有者の意向や選択を尊重せねばならず、立ち退きを行う際には十分な配慮とケアをしなければならないのだと説明している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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