記事は、大会初日の3日は中国の主力選手が概ね順調に勝ち上がるなか、朱選手は長崎選手に2-4で敗れて注目を浴びたと紹介。
そして、試合後に長崎選手が「ちょっと苦しかったが、自分の力を発揮できた。追いつかれた時には0-0のつもりで切り替えた。朱選手と試合ができてうれしい。そして日本選手として勝たなければという気持ちで臨み、勝つことができてうれしい」とコメントしたことを紹介した。
記事は、朱選手が昨年の同大会女子シングルス決勝で日本の伊藤美誠選手に0-4でストレート負けを喫して以降、選手としてのキャリアが下り坂に入ってしまったと紹介。この敗戦で今年の世界卓球選手権の個人戦出場資格を逃すことになったとしたうえで、今年大会では1回戦で長崎選手に敗れたことから「東京五輪の出場権争いとはほぼ無縁になってしまった」と評し、孫穎莎選手など新しい世代が台頭する中で非常に厳しい状況に立たされたとの認識を示している。
朱選手は今年のジャパンオープンでも長崎選手に敗れており、対長崎戦2連敗となった。17歳の長崎選手が実力を高めているということもあるが、それ以上に朱選手の不調が際立つ結果と言えそうだ。しかし、朱選手もまだ24歳。きっかけさえつかめば再び世界のトップに君臨するチャンスもあるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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