1つ目は、台湾の様々なブランドが気軽に買える点。台湾のパイナップルケーキなどのお菓子、独特の刺しゅうなどの工芸品などの品ぞろえも豊富で、昔からの伝統的な品から今流行りものものまで、豊富な品ぞろえが楽しめる。行けば何か新鮮なものに出会えるため、足を運んでしまうようだ。
2つ目は、ゆったりした店舗設計。店内ではゆっくり座って本を楽しめるほか、「文学回廊」と呼ばれる長さ30メートルにわたってずらりと世界の名作を並べた棚をゆっくり見て回ることができる。海外、日本などありとあらゆる本が並ぶ店内で、ソファーに座ってゆったりと本を眺めながらお気に入りの本を探すことができる。
3つ目は、体験や手作りを重視した趣味講座。「誠品書店」工芸品の手作り体験や、文化交流会、料理講座などを企画し、お店での様々な体験を目指した店舗設計を目指している。本との出会いだけでなく、新鮮な体験を通して活気ある店舗づくりが特徴だ。
専門家も、「ネットショッピングやファストファッションなどの普及で、便利で安く買い物ができるようになってきている中、近年は消費者が自分らしい個性のあるものをもっと買いたいと感じている。オリジナリティあふれる商品をそろっているので、日本の消費者も行ってみたいと感じるはず」と分析している。
さらに、消費者は今体験や感動を重視し、「モノ消費」から「コト消費」へと消費傾向が移っていると言われている。「誠品書店」がこの流れに乗れるかどうかは、今後は日本の消費者が飽きずに通い続けられる店内設計や品ぞろえ、講座などの企画が鍵になるのかもしれない。また、アジアからの訪日客が気軽に訪れられる立地と、お土産需要をかなえられる品揃えなら、インバウンド消費の恩恵も受けられるに違いない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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