そうした傾向は今年の国慶節の連休期間中も顕著になった。では、最近の中国人旅行客が好きな「体験型観光」とはどのようなものがあるのだろうか。中国メディア第一財経は、中国人目線で具体例を挙げている。
例えば、「温泉に行って、蔦屋で本を眺め、うどんの手作りを体験する」といったコースを紹介している。さらに、日本で展覧会や博物館に行くのも人気だ。例えば、国立博物館の特別展示も中国の故宮博物館からの展示物が来ているような時には、中国人観光客が押し寄せるそうだ。買い物よりも体験を重視する観光客は、「免税店での買い物の時間を短くしてほしい」とツアー会社に願い出る人も少なくという。
また、映画や文学作品、ミュージシャンのミュージックビデオゆかりの場所を訪れるのも人気だ。「となりのトトロ」の舞台である狭山丘陵、川端康成「雪国」の舞台である新潟、さらには、台湾の人気歌手ジェイ・チョウのミュージックビデオに出ていた景色を見に行く、などといった、具体的なテーマや趣味・趣向を深められる旅行が好まれている。
日本に旅行に来た中国人の多くが、「リピーター」になってきているため、最初の数回の旅行で、すでに観光客が行きそうな場所には一通り行っているため、さらに珍しい体験型の旅行を求めてまた日本を訪れる。
【関連記事】
「お一人様先進国」日本 中国も日本の「お一人様サービス」に興味津々
「健康診断」なら日本へ! 中国で日本での医療ツーリズムが人気の理由
日本人はなぜ子どもを一人で学校に行かせるのか?
日本人があまり家を買いたがらない驚きの理由
中国で広がる「新型親不孝」って何? ネットの反応は











