中国メディアの今日頭条は22日、北京市で21日に鉄道関連のフォーラムが開催され、中国高速鉄道の時速400キロ以上での運転に関する可能性について言及されたことを紹介した。
記事は、中国鉄道学会理事長である盧春房氏の見解として、中国高速鉄道が時速400キロで営業運転を行うためにはレールの安定性や車両性能の高さ、各種制御の正確性および十分な電力供給といった要素が重要となると強調。同時に営業運転である以上は安全性や快適性、環境への配慮も求められることになると指摘し、現時点では快適性や環境への配慮といった点で「十分な技術が確立されていない」と論じた。
続けて、中国高速鉄道は過去に行った試験走行で時速487キロ以上を記録しており、速度を出すことだけならすでに技術的に可能であるとし、これまでの試験では高速走行時の車両の揺れや車両内の気圧変化といった点では基準をクリアしていると指摘。しかし、車両内の騒音については基準値を超えていたと論じた。
また、時速420キロで走行する場合の電力消費は時速350キロでの走行時より44%も増大すると伝え、電力消費の大きさとそれに伴う二酸化炭素の排出量の増加は「受け入れがたいもの」だと指摘した。
一方で記事は、中国ではすでに設計最高速度が400キロを超える高速鉄道車両の組み立てが行われていると伝え、「努力を重ね、問題を1つずつ解決していけば中国高速鉄道の最高速度を高めていくことは十分に可能だ」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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