数年前には、訪日中国人が炊飯器や便座などを大量に求める爆買いが話題となり、最近でもドラッグストアなどで大量に購入する姿をよく見かける。旅行先でお土産を購入するのが好きなのは日本人も同じだ。
ただ、購入するものには大きな違いが存在するという。中国メディアの今日頭条は11月30日、日本人が中国旅行中にお土産として買うものは「中国人にとって意外なもの」だと紹介する記事を掲載した。

 日本人は、中国でどんなお土産を買っているのだろうか。記事は、「日本人が中国で買っていくお土産ランキング」の上位10位を紹介。中国人からすると意外なものが人気だという。

 その1位となったのは「中国茶」だ。特に花茶はお湯を注ぐと花が開くのが女性にうけると紹介した。2位は「中国雑貨」。世界の工場と言われるだけあり、中国には安くて良いレトロな雑貨がたくさんあり、卸売市場でも買えるという。3位は紹興酒をはじめとした「中国酒」。白酒は度数が高いのが特徴で、日本ではあまり飲まれていないが土産には適していると紹介している。

 4位は「量り売りのお菓子」、5位は「扇子」、6位は「中国限定のお菓子」で、とりわけ日本のお菓子の中国限定バージョンが人気だと紹介した。
北京ダック味、麻婆豆腐味などがあると伝えた。手軽で話題作りにもなる限定菓子はお土産にぴったりだ。

 7位は「チャイナドレス」。サイズを合わせる必要があるため、土産用というよりも女性の旅行客が自分用に買っていくことが多いそうだ。8位は「中国のおしゃれ雑貨」、9位は「パンダグッズ」、10位には「シルク製品」がランクインしていると紹介した。パンダグッズもシルクも、中国らしくて日本人が好むもので、土産にはうってつけと言えるだろう。

 こうしてみると、中国土産には食べ物よりも、もらっても困らない消費されるものや、万人受けするものが多いようである。中国人が意外だと感じるのは、もらってうれしいものに違いがあるからかもしれないが、中国旅行の際には参考にできそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


【関連記事】
これが日本の戸建て住宅の建設工事だ!「手抜き工事が入り込む余地はない」=中国
まったく紙幣鑑別機を見かけない日本、「偽札をつかまされたらどうするんだ」=中国
日本に出稼ぎにいきたいと願うなら「肝に銘じておくべきこと」
増える中国人留学生、中国人が日本に留学する利点とは?
日本がノーベル賞受賞者を量産できるのは「基礎教育が優れているため」
編集部おすすめ