記事は、日本の子どもに対して、往々にして「教育の一環として苦労体験をしている」という印象を持つと紹介。
そのうえで、家が家畜業を営んでいる日本の6歳の女児が牛小屋でフンの掃除をする様子を撮影した写真を示した。そして、毎日のようにやっていることがうかがえる慣れた手つきや、嫌がることなく作業する姿が見て取れるとし、「6歳の小さな子が親の仕事を手伝うことを知っていることに驚かされる。これは、親の教育の賜物なのだろう」と評した。
記事は、日本で子どもに小さなうちから苦労体験をさせる目的は、将来大人になって社会環境に身を置いた時に、速やかに環境に適応できるようにすることだと解説。このような体験を積んでいないと、社会で地に足を着けて生きていくのが難しくになるのだとしている。
そして、苦労体験の教育について「軍隊ではないので、必要以上に苦難を味わわせる必要はない。適度な負荷が大切であるほか、そのやり方もたくさんある。その中から、子どもの成長に役立つような方法を親が選ぶのだ。体験の中で、子どもが喜びや楽しさを感じてこそ、効果がある」と解説した。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉がある。かつては大変な苦労を経験してこそ大きな糧になると考えられていたようだが、今ではその考えは時代遅れと揶揄されるかもしれない。
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