記事の中国人筆者はすぐに物を失くしてしまうそうで、最初に東京で物を失くした時は非常に焦り、「気持ちを落ち着かせるために」一応交番に届け出ただけなのに、わずか12時間で戻ってきたので驚いたと振り返っている。中国の常識では「失くしたものは絶対に戻ってこない」ので、常識が覆されたようだ。「日本では、届ける、連絡を待つ、取りに行くという簡単な話」だと日本の常識を伝えている。
また、別の時には筆者の彼女が帰国のわずか数時間前にパスポートを失くすという緊急事態となったが、その時などは「失くしたことに気づいてから手元に戻るまでたったの53分しかかからなかった」と伝えている。失くしたものが戻ってくるだけでなく、そのスピードも中国人には驚きのようだ。
それにしても、なぜ日本ではこれほど失くしたものが戻ってくるのだろうか。記事は、日本では落とし物を拾ったら届けるのが「常識」になっていると指摘。日本で最初に遺失物法が制定されたのは明治32年、今から120年ほど前になる。記事は、日本では法の制定がかなり早くに行われたために、拾得物を届けるのが当然のことになっており、親や教師が「他人の物を盗らないという人としての最低限の教育」を子どもに施していることも大きいと称賛している。
これに対して、日本人の民度を称賛するコメントが非常に多く寄せられ、「自分も日本で失くしたものが戻ってきた」という経験談も紹介されていた。一方、「中国では50年かけても日本に追いつけない」、日本で失くして戻ってこなかったら「きっと中国人が拾ったのだ」など中国との常識の差を自虐的に指摘する人も少なくなかった。
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