中国メディアの今日頭条はこのほど、中国は過去にワリヤーグを含めて4隻の空母を海外から購入しているが、「改修を行って空母として就役させたのはなぜワリヤーグだけにとどまったのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、中国がウクライナからワリヤーグを購入した際、「米国などの西側諸国から様々な横槍が入った」とし、2002年に大連港に到着した時も「船体はサビだらけで、重要な部品はすべて取り外されていた」と紹介。一方、当時の中国にとってワリヤーグはちょうど良い空母であり、ワリヤーグを改修することで、中国は国産空母の建造に向けた経験を積んだのだと論じた。
続けて、中国が外国から空母を購入したのはワリヤーグが初めてではないとし、初めて購入したのは1943年に建造された空母メルボルンであると紹介。空母メルボルンは英国からオーストラリアに売却され、オーストラリアで退役したのちに中国が購入したと紹介する一方、「中国が購入した当時、空母メルボルンは老朽化が進んでおり、排水量も2万トンほどと小さかったことから、中国は改修することなく、解体した」と主張。だが、その解体を通じて中国は空母の「甲板」などについての知見を得たと論じた。
さらに中国は旧ソ連製の空母ミンスクと空母キエフも購入していると紹介しつつも、ともに老朽化が進んでことなどから、これらの空母も改修されることはなかったと紹介したほか、ワリヤーグを購入する以前の中国には空母建造に関する技術が足らず、また資金的な問題もあったと強調。そして、他国から購入した空母のうち、4隻目となったワリヤーグが遼寧に改修されたのは「技術の蓄積が進み、資金に目処がついたという要因の他に、中国海軍が空母を保有する必要性に迫られていた」ことも大きな理由だったと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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