魯迅は、日本留学の経験を持つ小説家で、日本でも中国でも評価の高い人物である。記事は、反日精神が強かった時代に、魯迅が「日本は敵ながら学ぶべきところがたくさんある」と主張していたと紹介。日本に対してバランスの取れた見方をすることの重要性を強調した。
記事は、日本を「理想化」することも「悪魔化」することもすべきではないと指摘。手放しに日本を称賛するべきではなく、かといって日本が今でも軍国主義でもあるかのように恐れすぎる必要もないという。
そのうえで記事は、魯迅が指摘した日本から学べることの1つが「強者から学ぶ姿勢」だと紹介。日本は、かつては中国から多くを学び、近代では西洋からも学ぶことで成長してきたと分析。この点、魯迅の時代の中国は古いものに固執し、徹底的に改革できなかったという。日本は戦後の経済復興や、技術、文化、国民の民度を高めることに成功しており、日本について局部的にではなく全体をよく理解し、謙虚に学ぶべきだとしている。
この先の日中関係について記事は、「競争と協力関係」が理想だと主張。競争するならいつか戦争になると考える必要はないが、協力するから二度と戦争にならないと考えるべきでもないとしている。
記事は結びに、中国は大国であり日本を恐れることはないが「軽く見るべきではない」と指摘。中国はこれまで日本から学ぼうとしてこなかったのに対し、日本はずっと中国から学んできたと称賛し、中国も日本の良いところから学ぶべきだと伝えている。
「日本から学ぶべきだ」という記事に対して、賛同する意見が非常に多くみられた。「我々はいまだに5000年前の考え方でいる」と遅れを指摘する人や、「サッカーの改革を見れば双方の格差は明らかだ」という人もいた。中国には長い歴史があるが、常に他から学ぶ姿勢は誰にでも必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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