まず一つ目に香港の気候が関係している。香港は年間を通して気温が高く、車のエアコンは欠かせない。エアコンを作動すると燃料消費量が増し悪くなるが、この点トヨタは燃費と耐久性の面で優れている。その優れた冷却効果と低燃費によりが香港の人々の心を引き付けているようだ。
二つ目に先入観が関係している。トヨタ自動車は東南アジアと中国南部の市場に早くから参入しており、香港もそのひとつだ。香港の人々はまずトヨタに接し、その後フォルクスワーゲンが外国ブランド車として参入してきたため、多くの香港人にとってはトヨタ車のほうが受け入れやすいのだろう。
最後に香港人が品質と効率重視だから、という点。香港経済は中国大陸よりも早く開放経済を導入している。また、車やガソリンの質も重視しており、国産のガソリンより、高くても外国産のガソリンが好まれる傾向にある。低燃費のトヨタなら燃料コストを削減できるため、トヨタは自然に香港の人々に好まれているのだ。
中国の国産自動車産業に逆風が吹く中、日本や海外の自動車企業を分析し打開策を探りたいと考える人も多いようだ。そんな中、不況や困難にも強いトヨタなどの日系の自動車会社が改めて見直されている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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